桃色うきぐも自己紹介その4

産婦人科医としての経験を通して、医療とは何かについて当事者として考察する機会を与えられたことは、本当にありがたいことだったと思います。
私は妊娠出産子育ての傍ら、産婦人科医として大学病院で勤務したのち、婦人科クリニックを立ち上げ17年間診療しました。
開業医として日々医療に携わるうち、本当に大切なのは、個々人の心の安定、調和であると実感し、病気、治療にフォーカスするよりもむしろ、心の調和をとる事が一番のプライオリティである、端的には、それしかないという事に気がつきました。
自分がとても心身共に辛かった時に、外的要因に原因を追求するのではなく、まず心を平和にする事で体調にも良い影響がでて仕事や家庭も上手く回る事も経験し、またスタッフにも誠実に向き合うことで、各々が自分のキャラクターを最大に生かし、自分に任された仕事を全うしてくれることにより、クリニックの仕事が、私を中心にまるで人体のように完璧になされていくことを経験し、このクリニックでの目標はクリア出来た、やり切ったという感覚になりました。
心の調和は周囲の物理次元の調和をもたらす、そして調和こそが自然の、宇宙の仕組みであると気づいて、これからはその方向で経験していこうと、
56才のある日、退職する事を決心しました。
天の采配で、素晴らしい若いドクターとご縁が繋がり、またとないタイミングでクリニックをお譲りする事が出来ました。

今はまず自分自身が調和の取れた存在になる事が1番と、日々自分の心に向き合って過ごしています。

自分の心に向き合うことは簡単なことではなく、ごまかしたり蓋をしたり、ネガティブな想念に囚われてしまったりといったこともありますが、勇気を持って自分自身を見張り
何ものにもとらわれない澄み切った心を理想として日々嘘のない実感を、ブログに綴って行きたいと思います。