足立育朗先生のこと

 生き方が変わる前というのは、往々にして、挫折(仕事の失敗、病気、人間関係の悩みなど)を経験することが多いといわれます。

 

 私の場合、表面的には仕事と家庭の両立は大変ではありましたがうまくいっており、経済的にも恵まれておりました。無自覚に頑張り過ぎていたのと、体質遺伝もあったのでしょう、ある時結構な高血圧と高血糖であることが判明しました。

一人で切り盛りしている、借金も多額に残っている開業医であったため、まず恐れたのが脳卒中心筋梗塞のような、急に仕事ができなくなる事態に陥ることでした。

とにかく食後高血糖を防ぐべく糖質制限や運動をして、もともと中肉中背のところを8kgほど落とし、数種類の降圧薬を服用しました。

 次いで更年期症状がめまい中心に出てきました。休めない開業医。一人で沢山の患者さんを待合室で待たせながら診療する時にめまい感が出た時の不安感、焦燥感たるや相当なものです。平然とサクサク仕事をこなしているように見えている陰で冷や汗をかきながら安定剤や漢方その他さまざまな薬のお世話になっていました。

それでも仕事面ではそれなりに高い評価もいただき、スタッフとの連携も良かったことより、ぼんやりした不安を抱えながらも仕事を辞めようという考えには至りませんでした。

そもそも医師、特に開業医には定年という概念がありません。専門職ですし、みんな自分の仕事を誇りにして、頭と体が動かなくなる80~90代まで続けるのが普通の世界です。

 

 そのような、世間でいうところの常識的な世界で頑張って生きていた私の生き方を変えたきっかけとなった本が、足立育朗先生の「波動の法則」に始まる数冊の本です。

 

足立先生の記されたご著書は「波動の法則」1995年、

「真 地球の歴史」1998年、

「波動の法則 実践体験報告」2014年 の3冊です。

これに、妹でアーティストである足立幸子さんの講演録「あるがままに生きる」2009年 を合わせて4冊です。

その後いろいろな精神世界の本や、宗教の本、覚醒した方の著書を読みましたが、それらはそれぞれそのかたの周波数で捉えた真実という点で正しいのですが、足立先生の本の内容は、それを全て包括し、そして大きく超越している正確な情報だと思います。少なくとも私は、この4冊だけで、本当に良いのです。

私は足立先生に実際にお会いしたことがありませんが、先生が人生をかけて宇宙から情報を得て書かれた本に出会えたことに本当に感謝をしていて、ご著書に出会ってから何年か歳月が経っていますので、改めて記された一言一句を精読し、ノートとしてここに記したいなと思いました。